2008年 06月 23日
『 【マンハッタン・ジャズ ・オーケストラ】“ダイナミック&カラフル”ジャパンツアー2008 』
※完全ネタばれありのレポートです(^^;
今から楽しみにしている方で、
事前情報を仕入れたくない方は読まない方がいいかも…
てなわけで、またもや「サントリーホール」にお邪魔してきました(^^;
今回の出し物は
【マンハッタン・ジャズ・オーケストラ】
いわゆる「ビッグバンド」ってヤツですね。
「ビッグバンド」と言えば、あの「ディズニーシー」の
「ビッグバンドビート(BBB)」
依頼の生体験となるわけです。
「なんでまた、いきなり「ビッグバンド」のライブになんかいったの?」
って聞きたくなりますよね? (^^;
ひとつには、前述の「BBB」で味を占めたってのがあります>
それと、演奏予定曲に知っている曲が多かった。
あの「のだめカンタービレ」で一気に知名度の上がった
「ラプソディー・イン・ブルー 」とかね。
ちょっと残念な事に雨模様となりましたが、
通いなれた(?)(^^;サントリーホールへ向かったわけです。
サントリーホールと言えばクラッシク系を聞きに行く事が
多かったわけです、で、オーケストラでも当然、
トランペットとか、トロンボーンとか、使われているわけですよネェ?
しかし!
「 これが同じ楽器か! 」って言いたくなるほど、
音色に迫力と、色気があるんですよね。 ジャズってやつぁ~
もちろん、オーケストラでの楽器ってのはあくまで
「シンフォニー」を奏でる為のモノで役割が全然違うわけですが、
それにしてもこの違い…
で、なんか脳の奥底に響くその感じ… 思ったよ!
茂木健一郎さんの「全ては音楽から生まれる」なんて本を
読んじゃったからかもしれないけど、
あのね、たぶん… だけど…
「クラッシク」と「ジャズ」ってそもそも、
脳内っていうか、心の中で受け取る場所が違うんじゃないかな?
って思いましたよ。
クラッシク:聴く
ジャズ:楽しむ
ちょっと乱暴ですが、そんな感じかな… (^^)
その証拠に!!
何度か足を運んでいるサントリーホールですが、
今まで聞いた拍手の中で、一番大きく盛大な拍手が
この「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ」に送られていました。
演奏もさることながら、パフォーマンスが圧巻でした。
トランペット隊4人…
途中で全員客席に降りてきて演奏しちゃうんだもん!(^^)
わずか数メートル先で聞く、超一流ミュージシャンの演奏は圧巻でした。
「打ち震える」たぁ、この事だね。
特に、トランペットのルーソロフ氏のパフォーマンスは凄い!
ちょっとはばかられますが、正直氏はもう「おじいちゃん」って言っても
なんの問題もない位のお歳なわけですよ!
なのに!
すごいよ!
すさまじい! って言ってもいい!
そして、リーダー(単なるリーダーってカテゴリに収まらないけど)の
D.マシュー氏の流暢な日本語での曲解説も楽しいです。
本国のベルリッツで日本語習ったんだってさ!
来日するたびに NHKの「英語でしゃべらナイト」に
出演してるみたいだしね。
とにかく、いいもの見せてもらいました! 聞かせてもらいました!
アタシャ、サントリーホールで
初めてスタンディングオーベーションしちまったよ(^^)
そうせざるを得ない感動でした。
「ほとんど」と言っていい位酒の飲めないアタクシでさえ、
酒が欲しくなった!
これさぁ~ある意味、
飲みながら聞かなきゃ意味ネェよ!
って感じのジャンルだよね(^^)
気軽にビッグバンドの楽しめるライブハウスなんてあるのかな?
ちょっと探してみよっと…
まだ埼玉、神奈川公演には残席あるみたいなんで
興味のあるかたはぜひ…
って事で、最後に思い出せる限り、演奏曲を紹介します。
スペイン
恋のアランフェス
ラプソディー・イン・ブルー
真珠の首飾り
ボルガの舟唄
アメイジング・グレイス
スイングしなけりゃ意味ないね
剣の舞
テイクファイブ
イン・ザ・ムード
トッカータとフーガ
シング・シング・シング
by kizzarmy_live | 2008-06-23 10:38 | Jazz系鑑賞