2010年 04月 14日
『 【パワースポット 高千穂へ… 】 重要伝統的建造物群保存地区 「美々津」編 』
宮崎から、高千穂に向かう途中「日向市」って所を通るのね。
そこに「美々津」と言う小さな港町があるのです。
今でこそ、「小さな港町」なんて言えちゃうのですが、
江戸~明治あたりにかけては、そりゃもう、
商業、文化の中心となる大きな港町だったんですね。
で、その港町の街並みは、
「日向市美々津重要伝統的建造物群保存地区」
として、国から指定を受けているんです。
ま、世界遺産ならぬ、日本遺産のひとつと言える
場所なんです。
なぁ~~んて、うんちくを語ってますが、
アタクシだって現地に行くまでは
町の存在自体知りませんでした。 (^^;
高千穂に行く通り道って事で、連れられて行ったのですが、
ここがまぁ素晴らしいところなんですわ!
って事で、実は、行きも帰りもここに寄ったんだわ(^^;
多少の個人的な趣味も手伝っているのですが、
ここの街並みの風情ときたら、胸が痛くなるほどの
郷愁を誘うんですね。
みてよ、この「東芝」の看板 (^^) ↓
江戸時代からの建物もあるっていうんだからすごいじゃん?
街の説明はこんな感じ ↓
最初に思ったのは、
「うわ! 金田一耕介がほんとうに向こうから歩いてきそうだな」
って事…
あの、映画「犬神家の一族」の冒頭のシーンみたいな感じなのさ。
そりゃもう、まさに「日本遺産」と呼びたい町の雰囲気なんです。
中でも見所は、
「旧廻船問屋、元河内屋」
の建物…
今は「日向市歴史民俗資料館」になってます。
一応「復元されたもの」らしいんだけど、
当時の暮らしや文化をどっぷりと体験できる。
家の造り自体が非常におもしろいのに加えて
当時使っていたそろばんや、文机なんかに触ることもできるんだよね。
特に2階は必見! 変わった造りなんだよね。
また、自然の木の特徴をうまく残した材木の使い方なんてのは、
芸術的でもあります。
なんだけど、
「そのまま暮らせそうな感じ」なのさ(^^)
一番物珍しかったのが、完全無欠の
「五右衛門風呂」
「釜」だねこりゃ… (^^;
でもすごいのが、湯船の淵の部分ね。
「シェル・インレイ」なんだよ。
貝殻の象嵌細工ってことね(^^;
「タージ・マハル」ばりだわな(^^)
風呂の隣の「厠」も必見!
時代劇の世界に入り込んだ感じです。
妙な懐かしさと、ある意味での「異文化」に触れると言う
相反するような気分を一緒に味わえる、
不思議なテーマパークの様な場所です。
加えてここは、
「神武天皇東征御船出の地」
としても有名でして、
神武天皇が腰かけたと言われる石のある
「立磐神社」があったり、
「日本海軍発祥の地」とされ、その記念碑が
あったりもします。
なんか勝手なことを言うようですが、
こういう所こそ、もっともっと話題になって人が集まれば
いいなあと思いましたよ。
そしてちゃんと保護されていく資金の
一部が調達されていけばなぁと思う次第でございました。
ま、あんまり集まりすぎるのも困るけどね(^^;
一応公式サイトもご紹介しておきます。
『美々津 公式Webサイト』
って事で、つづく…
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by kizzarmy_live | 2010-04-14 08:34 | その他エンターテイメント